４歳さん、ピアノコンクールに初挑戦！御殿場市ピアノ教室

ピアノのコンクールは上手な子のためのもの？？

ピアノのコンクールというと、

【将来音大を目指していたり、本気でピアノの道に進みたい人が受けるもの】

というイメージがありませんか？

ひと昔前は、そうだったのかもしれません。

でも今はいろいろなタイプのコンクールがあり、趣味でのんびり習っている子でも受けられるものがたくさんあります。

私自身、コンクールというものが好きではありません(笑)

ピアノはその子のペースで、競わずに、上手になれば良いと思っているタイプの人間です。

そのため、教室開講から１２年、ずっと生徒さんにコンクールを勧めることはありませんでした。

しかし、その気持ちが少しずつ変わっていきました。

１年前から指導法セミナーでお世話になっている尊敬している先生に、

『ちえ先生の教室は、コンクールに挑戦すればもっと伸びるよ！』

と言われたことがきっかけでした。

『私がコンクール嫌いなんですよね～』

とお伝えすると、

「嫌いなのは先生だけで、実は出たいという子もいるかもしれないよ」

とお話されました。

そんなことがあり、生徒さんに、『ピアノのコンクールって興味ある？』と聞いてみると、意外と興味のある子が何人か！

これは目から鱗！！

私がコンクールが嫌いだから出さないというのは、無限に広がる子どもの可能性を勝手に摘み取ってしまっていることだということに、いまさらながら気づきました。

結果がでてしまうという点が良くも悪くもあるコンクール。

ですがそこに向かって努力することは、演奏力の向上はもちろん精神的な成長につながると思っています。

たった４歳でも、ぐんっと成長したコンクール

今回挑戦したのは４歳さん。

毎日練習はしているけれども、なかなか丁寧な練習をするのが難しいお年頃。

ですがこの練習期間に、できなくても粘り強く何度も練習する心に急成長しました。

そしてたった４歳でも、ここまで丁寧に弾けるようになりました！

コンクール２週間前のホール練習時の動画なので、まだ安定していませんが、ぜひご覧ください。

結果は、無事に優秀賞をいただき通過することができ、

本人的にもがんばった先の達成感を得る経験ができたようです。

私にとっても得るものが多かったコンクールへの挑戦。

あくまでも、ピアノはそれぞれのペースで楽しめば良いというのが私のスタンスです。

コンクールで上位の賞をとるために一生懸命頑張りたい！という方は、うちの教室には向いておりません(笑)

ですが、コンクールのようなものがあると頑張れるタイプの生徒さんもいますし、目標があればぐんっと伸びるのは事実。

これからもコンクールを毛嫌いせず(笑)、生徒さんのタイプに合わせて柔軟にレッスンしていきたいと思っています。

秋にも数人コンクールにチャレンジする生徒さんがいるので、どんなドラマが生まれるか、楽しみです！